WORK & CASE STUDY建築・納材事例

大空間を演出する特殊な材料も、人の手でつくりあげます。

高浜町新庁舎・高浜公民館

ここに京若狭材!

2017年1月4日に開庁された、高浜町新庁舎・高浜公民館。町屋をモチーフにした、木造・小屋組の建物には、構造材から、壁や床の内装材まで、福井県の地域材が多様に用いられています。設計監理は、株式会社日本設計〔東京都〕による物件ですが、平田木材店からは、福井県産材の構造材と、議場・町長室等に用いられる家具用材を納材させていただきました。(家具用材は、株式会社天童木工〔山形県〕によって最終加工)。材料の仕入れ、製材、乾燥まで、スタッフ総動員で長い道のりのプロジェクトとなりました。

物件種別公共施設(福井県大飯郡高浜町)
主な納材箇所構造材〔木材〕
備考http://www.town.takahama.fukui.jp/
入口の柱は、丸棒加工の木材が使われています。
吹き抜け天井が開放的なエントランスからは、迫力ある梁桁を一望できます。
議場家具には、当社加工の突板が使われています。
庁舎には、高浜公民館が隣接しています。ウッドデッキで、何を語らいますか?
庁舎と公民館を繋ぐ渡り廊下からの展望。風通しの良い吹き抜け空間です。
町屋がモチーフの当施設では、建具のような細部にも、こだわりが感じられます。
太鼓挽きの大きな梁は、1本ごとに木のクセをみて、丁寧に製材させていただきました。
魂を込めた素材が、建物に仕上がる瞬間。仕事冥利に尽きる瞬間の一つです。
大空間を演出する特殊な材料も、人の手でつくりあげます。
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